システムトレードの成功例と失敗例
当サイトでは、リピート系注文について様々な考察をしています。しかし、それらはすべて「頭で考えたこと」であり、実際の行動を伴ったものではありません。
そこで、リピート系注文で取引した成功例と失敗例を確認しましょう。勝ちトレードと負けトレード。それぞれ、どんな特徴があるでしょうか。
成功例と失敗例を確認することの意味
リピート系注文の考え方や手法について、インターネット上に様々な情報があります。当サイトにも数多くの情報がありますが、「実際にトレードしてみたらどうなった?」という情報はなかなか見つからないかもしれません。
「百聞は一見に如かず」という言葉があります。何回も繰り返し話を聞くよりも、実物をたった1回見るだけの方が効果的だという意味ですが、当コーナーではこの効果を狙っています。
実際の取引実績を見て研究することは、とても有効でしょう。そして、その結果を自分の取引設定に反映させれば、失敗の可能性を減らせるでしょう。
正確な損益情報や取引経緯の取得にあたって
インターネットで正確な損益情報や取引経緯を探すのは大変かもしれません。というのは、その損益情報は本当のことなのか、それともウソなのか。読者の立場からは分からないからです。
取引画面を公開してあったとしても、加工されたものかもしれません。
皆様もぜひ読んでいただき、取引の参考にしてください。
なお、今回は、リピート系注文の例としてアイネット証券の「ループイフダン」をご紹介しています。ループイフダンならば、トラッキングトレードやiサイクル注文だけでなく、トラリピ、トライオートFXなどとの共通点も多いので、多くの方の参考になるでしょう。
トレード失敗例
アイネット証券は、ループイフダンの公式ブログ「ループイフダン実況中」を運営しています。
以前、アイネット証券はこのブログでループイフダンを取引し、その成績を毎日公開していました。実際に資金を投入した取引でなくシミュレーションですが、その結果はリアルトレードと概ね一致していると考えてよいでしょう。
その取引ですが、残念ながら負けて終了となってしまいました。成績の流れを簡潔に紹介しますと、以下の通りです。
- 取引開始
→ 1年で証拠金が2倍になろうかという大成功
→ ところが、その後に一気に資金を減らして終了
「ああ、負けてしまったのね」で終わらせるにはもったいない情報です。私たちにとって有益な情報が満載です。
いったい、大成功から失敗に至る過程で何があったのでしょうか。取引設定や為替レートの動きを振り返りながら考察しましょう。
トレード成功例
トレード成功例としてお届けするのは、ゆったり為替(当サイト記事執筆者)のトレード成績です。ゆったり為替はブログ「FXゆったりトレード派」でループイフダンの公開トレードをしていました。
その様子をご紹介します。
「FXゆったりトレード派」のトレードシナリオ
しかし、最終成績はプラスでした。
円高トレンドで買っていたのにプラスの成績にできた秘訣は何でしょうか。円安トレンドの時に買えば成功は当然ですが、円高の時に買っても成功できるならば、損する可能性はなくなる?・・・でしょうか。
そこで、取引設定やトレードの考え方を確認しましょう。