強制ロスカットにならないリピート系注文とは
リピート系注文をしていると、取引設定によっては毎日利食いしてくれます。しかも自動売買ですから、最初に取引設定を作ったら、あとは何もしなくてもOKです。FX業者がせっせと私たちのために働いてくれます。
しかし、うまくいかないこともあるでしょう。それはいつでしょうか?
リピート系注文をしている多くの個人投資家にとって、最大のピンチは円高かもしれません。
円を売るリピート系注文ならば、一部通貨ペアを除いて毎日スワップポイントをもらえます。利食いとスワップポイントという、二重の収益を目指して円売りのリピート系注文をしていたら・・・いきなりの超円高!ここで強制ロスカットになってしまうかもしれません。
そこで、「強制ロスカットにならないリピート系注文」について考察していきます。強制ロスカットにならないと分かっていれば、とても気分が楽になるはずです。
強制ロスカットがないトレード手法だと、気持ちは穏やか
リピート系注文に限らず裁量取引でも何でもいいですが、何か通貨ペアを取引しているとします。そして、期待とは反対の方向に為替レートが大きく動いたとします。
通常なら、あらかじめ損切り注文を発注するか、成行で損切りするでしょう。そうでなければ、含み損がどんどん増えていってハラハラするかもしれません。
しかし、「強制ロスカットにならないリピート系注文」ならば、状況は異なるでしょう。
含み損になってもスワップポイントが毎日もらえるし、どこまで円高になっても強制ロスカットにならないから安心です。相場は上下動するので、時間はかかるかもしれませんがいつかは決済できると期待できます。
損切りする必要もありませんから、確定損失はありません。
気持ちのあり方が全然違うでしょう。
- 「円高?・・・問題ないよ。」
- 「円安?・・・もちろん歓迎だよ!」
- 「相場の乱高下・・・最高!」
- 「値動きがない?・・・じゃあ、スワップポイントに期待しよう」
相場が上がろうが下がろうが余裕でいられるのは、究極のトレード手法かもしれません。というわけで、強制ロスカットにならないリピート系注文について考察しました。下の記事一覧からご覧ください。
ただし、いつどんな状況でも強制ロスカットにならないというのは、無理があります。例えば、こんな時です。
・FX相場がなくなってしまう
・FX業者が倒産してしまう
・発注ミス
発注ミス以外は、なかなか実現しそうもありません。これらが実現する場合は、どんなスーパートレーダーでも負けそうです。というわけで、これらの場合を除外しまして、円高になっても強制ロスカットにならない方法を考えましょう。