リピートFXを始めるにあたっての予備知識
このサイトを運営するにあたり、想定している読者像やFXの難しさなどについて、以下の通りご案内申し上げます。
このサイトが想定している読者の皆様
「自動売買Labo」は、リピート系注文に特化したサイトです。そこで、このサイトを制作するにあたり、主に読んでいただきたい読者の皆様を以下の通り想定しました。
- 既にFXを経験している皆様
- FXで思うように勝てない皆様
- ある程度は勝てるけれど、もう一つ何か手法が欲しいという皆様
すなわち、初心者向けの記事は少なめです。これが、当サイトの特徴でしょう。
皆様がFXをはじめるにあたり、どんなトレード手法から始められたでしょうか。デイトレード、スイングトレードなど様々でしょうが、リピート系注文から始めたという方は少ないと思います。
いろいろ工夫してみて、結果は期待通りでない。そこで様々なサイトを検索して当サイトに来ていただいた、という場合が多数になると思います。
そこで、少しでも皆様のお役に立てるような記事をお届けします。
個人投資家の勝率はどれくらい?
では、世の中の個人投資家は、どれくらいの成績を残しているでしょうか。インターネットを調べると、勝っているのは10%~20%くらいでは?という数字がチラホラ出てきます。しかし、これは予想です。どこまで信頼してよいのか分かりません。
そんな中、フランスの金融当局が独自調査を公開しています。FXとCFDを取引した個人投資家の成績です。
これは、公の機関の調査結果です。また、調査期間が2009年から2012年までの4年間と長期です。このため、個人投資家の実像に迫る数字だと予想できます(引用元:AMF)。
利益額合計: 1,751万米ドル
平均利益額: 11,117米ドル
損失額合計: 2億2,000万米ドル
平均損失額: 16,636米ドル
公開された数字を見ますと、取引した人数が少なめに見えます。しかし、それは日本の個人向けFX市場が、世界で大きなシェアを占めているためでしょう。また、フランスの調査は個人の全取引を対象にしたものではありませんので、このような数字になっています。
さて、成績を見ますと、プラスになった個人の割合は10.6%です。インターネット上で噂される数字の下限近くです。
どうやら、個人投資家10人のうち、プラスの成績は1人、残りは負けだろうという厳しい現実が見えてきます。
損益の数字がおかしい…?
改めて数字を見ますと、少しおかしいと思う点があるかもしれません。それは、損益の数字です。FXは通貨の交換ですから、誰かが負けた分のお金は、別の人の収入になります。このため、負けと勝ちの金額に大きな差はないはずです。
しかし、フランスの調査では、負けの方が圧倒的に大きいです。この理由は何でしょうか。
原因は不明ながら、調査対象が個人だという点に答えがありそうです。すなわち、機関投資家などのプロ集団が、個人から資金を回収しているという仮説が成り立ちそうです。
FXで勝つためには?
では、個人がFXで資産を増やすには、どうすれば良いでしょうか。これを考える記事として、「FXで個人が勝てない理由」があります。まずは、負けてしまう原因を考えます。次に、記事「個人がプロの投資家に対抗する方法」で、解決策を探します。
そして、その解決策の案のひとつとして、リピート系注文へとつながっていきます。
リピート系注文を使えば何もかも解決する、というものではありません。しかし、裁量トレード(相場の上下動を予測するトレード手法)での勝負が難しいと感じる場合、リピート系注文が選択肢となるでしょう。
このサイトの情報が、皆様の役に立つことを期待しています。