手動リピート系注文

手動リピート系注文で大きな利食いを狙う

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当サイトで紹介しています手動リピート系注文は、防御力が極めて強い方法です。すなわち、自動売買の方法に比べて、含み損が出づらいです。

しかし、防御力があまりに強いために、攻撃力(利食いの大きさ)が弱くなるのがデメリットです(トレード手法の詳細につきましては、「手動リピート系注文(手動トラリピ)は暴落に強い」をご覧ください)。

そこで、このデメリットを緩和し、場合によっては、自動売買のリピート系注文よりも大きな利食いを狙える方法を考察しましょう。

1日1回の取引という方針は維持

手動リピート系注文の特徴は、「取引するたびにイフダン注文を発注する」ということです。すなわち、FX口座にログインする必要があります。

私たちの生活はFXが中心という訳にはいきません。そこで、相場に応じていつでもログインできるように準備しておくのは、現実的でないでしょう。そこで、このサイトで紹介しています「1日1回の取引」という方針は維持します。

ただし、「1日2回」という方針にしても良いでしょう。例えば、午前7時くらいと午後9時くらいに取引するという感じで、自分の都合の良い時間に取引します。

あまりに取引回数を増やすと、毎日のログインが苦痛になってくるかもしれません。そういう点では、「1週間に1回」という方法もありうるでしょう。

このさじ加減は、皆様の生活リズムやFXへの関心の深さなどで決められます。

自動売買のリピート系注文のデメリット

一般的なリピート系注文の場合、一定の値幅ごとに買い注文(または売り注文)を発注します。例えば、下の通りです。

99.50円で1,000通貨買い、100.00円で決済
99.25円で1,000通貨買い、99.75円で決済
99.00円で1,000通貨買い、99.50円で決済

上の例の場合、25銭円高になるたびに買い、利幅50銭で利食いです。自動売買の場合は、為替レートが上下動すれば自動的に発注され、約定します。とても便利ですが、この自動売買の最大のデメリットが実現すると、厳しいかもしれません。

自動売買の最大のデメリット:一気の大きな円高

大きな円高がやってくると、注文が全て約定して、それぞれのポジションが含み損になってしまいます。それを想定して取引するのがリピート系注文ですが、心情的には面白くありません。

しかし、手動のリピート系注文では、「一気の大きな円高」を大きな収益チャンスに変えることが可能です。

手動リピート系注文で、大きな利食いを狙う

上で考えた取引例で考察しましょう。

99.50円で1,000通貨買い、100.00円で決済
99.25円で1,000通貨買い、99.75円で決済
99.00円で1,000通貨買い、99.50円で決済

手動でこの取引を考えているのですが、1日1回の取引です。よって、まだ発注していません。そしてある日、目が覚めたら、為替レートが99.00円まで円高になっていました。

自動売買のリピート系注文の場合、含み損ポジションが2つできています。

  • 99.50円で買って、今は99.00円:50銭の含み損
  • 99.25円で買って、今は99.00円:25銭の含み損

しかし、手動リピート系注文の場合は、含み損がありません。なぜなら、まだ買っていないからです。ここで、手動リピート系注文の攻撃力をアップしましょう。

すなわち、99.00円で3,000通貨買うのです。3ポジション分を一気に買います。

99.50円と99.25円で買うはずだった注文を、99.00円で買っています。この分だけ有利です。そして、利食いの為替レートは、当初予定と同じ位置にします。結果、今回の手動トラリピは以下の通りになります。

99.00円で買い、100.00円で決済(100銭の利食い
99.00円で買い、99.75円で決済(75銭の利食い
99.00円で買い、99.50円で決済(50銭の利食い)

本来ならば50銭の利食いという計画でしたが、それよりも大きな利食いになっています。これができるのは、予定よりも安値で買えたからです。

一般的な自動売買のリピート系注文に比べて、含み損が小さく、期待利益が大きくなるという結果になりました。とても素晴らしいです。

手動リピート系注文は、巨大な暴落に強い

上で考察した方法を少しだけ修正すれば、巨大な暴落にも強く、しかも利食い幅も大きく狙える方法になります。

2016年の英国国民投票を例にしましょう。

早朝時点で、ポンド/円(GBP/JPY)は160円くらいでした。しかし、その日のうちに130円前半まで一気に暴落しました。この場合、ここで考察している手動リピート系注文は、巨大な利幅を狙えます。

ただし、「いくらなんでも、160円まで戻すのを待つのは気長すぎる」と考えるかもしれません。この場合は、「130円台~140円台で買おうと思っていたポジションの数量だけ買って、150円台~160円台の注文分については、買うのを止めよう」という選択ができます。

こうすれば、自動売買のリピート系注文に比べて、含み損は圧倒的に小さく、利食い幅は大きく、過度に円安な部分の注文は実行しないので精神的にも嬉しい、そんな取引となります。

手動リピート系注文は、暴落に強いと言えるでしょう。

ただし、良いことばかりではありません。短い時間で為替レートが乱高下する場合です。

この場合はやはり、自動売買のリピート系注文の方が有利になるでしょう。このバランスをどのように考えるか?が、手動リピート系注文を採用するかどうかの分かれ目になるかもしれません。

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