リピート系FX口座の比較

iサイクル注文とは?トラッキングトレードとは?

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iサイクル注文とトラッキングトレードについて、この記事で確認していきましょう。メリットとデメリットはどこにあるでしょうか。

iサイクル注文とトラッキングトレード

最初に、iサイクル注文とトラッキングトレードを1つの記事で書く理由を確認しましょう。それは、「この二つは同じサービスだから」です。FXブロードネットがiサイクル注文のシステムを利用し、トラッキングトレードというブランド名でサービスを展開しています。

しかし、同じと言っても、iサイクル注文は外為オンラインのサービスですし、トラッキングトレードはFXブロードネットです。よって、スプレッドなどに違いがあります。

そこで、両FXサービスの共通点を確認し、次に違いを確認しましょう。

iサイクル注文とトラッキングトレードの特徴

iサイクル注文とトラッキングトレードの特徴は何でしょうか。一言で書けば、「相場の動きに合わせて取引範囲が移動する」ことでしょう。外為オンラインとFXブローとネットのホームページから図を引用して確認しましょう。

下の画像は、iサイクル注文の説明です。

i-cycle

そしてこちらは、トラッキングトレードの説明です。

トラッキングトレード

説明図の描き方は違いますが、内容は同じです。すなわち、為替レートが上下動しながらも上昇傾向にあるとき、取引範囲もそれに合わせて上方向に動くということです。

では、このような相場追従型のリピート系注文には、どのようなメリットがあるでしょうか。また、デメリットはどこにあるでしょうか。

iサイクル注文とトラッキングトレードのメリット

メリットは何といっても、自動で取引範囲が動いて取引してくれることです。例えば、300銭という範囲の中で買い注文を多数並べたとしましょう。中長期で見れば、為替レートは300銭の範囲を超えて上方向または下方向に移動するでしょう。

すると、注文範囲300銭を維持したまま、取引範囲を為替レートの動きに合わせて上下動してくれます。

下の図は、その様子を描いています。

トラッキングトレード

為替レートが上に行ったら、取引範囲は上に移動します。逆に下方向に行ったら、取引範囲も自動で移動します。

仮に、この移動システムがない場合を想定してみましょう。この移動がなくても継続的にリピート系注文を継続したかったら、取引方法は2つでしょう。

方法1:手入力で取引範囲を修正する。
この方法は、一言で書けば面倒くさいです。自動取引のメリットを自分で捨てるということになります。
方法2:とても広い範囲に発注し、為替レートがどのように動いても大丈夫にする。
この方法は良い案かもしれません。しかし、広い範囲に多数の注文を設定しようと思うと、大きな証拠金が必要になるでしょう。すなわち、資金効率が悪くなります。

よって、自動で取引範囲を調整してくれるiサイクル注文とトラッキングトレードは、手間がかからなくて資金効率も良い方法だといえます。

iサイクル注文とトラッキングトレードのデメリット

では、デメリットは何でしょうか。それは、「相場が、予想と反対側に動くとき」です。米ドル/円(USD/JPY)を買っているときに円高になれば、損します。これは、為替レートが期待と反対側に動いたからです。

しかし、これはデメリットでも何でもなく、FXだったら当然のことです。

また、買っているときに円高になっても、為替レートが上下動してくれれば利食いを繰り返します。このため、円高で損になっているのに、利食いが大きいならば合計でプラスにすることもできます。

というわけで、予想が外れても成績をプラスにできるので、デメリットではなくメリットだとも言えます。

ただし、期待と反対方向に急激に動く場合に注意が必要です。下の絵は、ループイフダン(アイネット証券)からの引用です。ループイフダンの損切りの様子を描いたものですが、iサイクル注文とトラッキングトレードでも全く同じ方法が採用されています。

ループイフダン

上の図は、買いの本数が3本のリピート系注文を示しています。円高になって取引範囲を超えるとき、最も円安部分の買い注文が損切りになります。そして、最も円高部分に新規に買い注文が出されます。

これを繰り返すことによって、取引範囲の大きさを維持しつつ、徐々に円高方向に移動していきます。

よって、為替レートが一方的に円高になる場合は、損切りが繰り返されることになります。こうなると、為替の上下動で利食いを繰り返しても、トータルで損になってしまう可能性があります。

よって、相場が自分の意図と逆方向に大きく動いてしまう場合は、思い切って取引を終了する勇気も必要でしょう。

とはいえ、緩やかな円高でしたら、利食い額との合計でプラスの成績を期待できます。買っていて円高なのに、トレード成績はプラス。これは、かなり魅力的です。

iサイクル注文とトラッキングトレードの違い

最後に、iサイクル注文とトラッキングトレードの違いを確認しましょう。両口座共に24通貨ペアで取引可能ですし、共通点が圧倒的に多いです。そんな中、最も大きな違いはスプレッドでしょう。

外為オンライン(iサイクル注文)

米ドル/円(USD/JPY): 1銭
ユーロ/円(EUR/JPY): 2銭
ポンド/円(GBP/JPY): 3銭
豪ドル/円(AUD/JPY): 3銭

FXブロードネット(トラッキングトレード)

米ドル/円(USD/JPY): 0.3銭
ユーロ/円(EUR/JPY): 0.5銭
ポンド/円(GBP/JPY): 1.0銭
豪ドル/円(AUD/JPY): 0.6銭

こうして並べると、FXブロードネットの優勢がはっきり分かります。デイトレード並みの高頻度売買をするならば、FXブロードネットの方が有利と言えるでしょう。

スイングトレードまたは中長期のトレードをする場合は、このスプレッドの差は必要以上に大きく考える必要はないと思います。

というのは、スイングトレードまたは中長期の場合、値動きがとても大きくなります。すると、値動きの大きさと比較してスプレッドが占める割合が極めて小さくなります。すなわち、スプレッドの重要性は相対的に小さくなるためです。

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