窓ができるときの比較

窓ができるときのトライオートFXの約定ルール

更新日:

窓ができるとき、トライオートFXはどのように約定するでしょうか。これを理解するには、トライオートFXの仕組みを知るのが確実です。そこで、トライオートFXの仕組みとともに確認しましょう。

窓ができるとき、できないとき

「特定の為替レートで買って別のレートで利食いする」というリピート系注文を考えるとき、私たちは「買いレート」と「決済レート」を意識するでしょう。例えば、100.00円で買って100.50円で決済するという具合です。

しかし、トライオートFXの約定ルールは異なります。下の図をご覧ください。

トライオートFXの窓

特定のレートで買った後、ユーザーによって指定された「利幅」だけ動いたら利食いします。その後、ユーザーによって指定された値幅だけ円高になったら、再び新規約定します。この例では、50銭円安になったら決済し、決済後に50銭だけ円高になったら買います。

すなわち、「指値」とは考え方が少し異なります。

この結果、窓ができると、下の図のようなことが起きます。窓が発生した結果、利食い幅が60銭になった様子を描いています。

トライオートFXの窓

利食い幅は、当初予定の50銭よりも大きくなっています。窓はこれがあるから嬉しいです。しかし、利食い後に50銭円高になったら買います。その結果、当初予定よりも10銭円安の位置で買うことになります。

窓によって、新規売買の位置が変わってしまいました。

すなわち、窓が頻繁に発生する通貨ペアで取引すると、当初予定していた発注レートから次第にずれていく可能性があります。

同じ位置で繰り返し売買したい場合

上の特徴は、相場環境に合わせて取引位置を少しずつ変更することを意味します。よって、必ずしも悪いことではありません。しかし、当初意図した為替レートでずっと売買したいというユーザーは多いと予想できます。

トライオートFXでは、そのようなユーザーの希望に応えています。すなわち、スリッページや窓が発生しても、同じ位置で売買を繰り返す設定が可能です。

下の画像は、トライオートFXの自動売買注文設定画面です。「詳細設定」をクリックすると、「カウンター固定」という部分が出てきます。これを「有」にすればOKです。下の画面は初期画面です。初期画面では「無」になっています。

カウンター固定

なお、カウンター固定って何?という質問に対する回答は、上のカウンター固定表示の一番右、「?」部分にマウスを持ってくると表示されます。以下の通りです。

カウンター固定

転記しますと、以下の通りです。

カウンター固定を「有」にすると、カウンターの注文が、初回注文の価格+離隔pips-カウンターpipsの価格で発注されます。

何だかややこしいですが、これは、「窓やスリッページが出ても、当初意図したレートで売買を繰り返しますよ」という意味です。

大きな窓ができると、トライオートFXはどうなる?

次に、とても大きな窓ができる場合の約定ルールを、下の図を使って確認しましょう。

トライオートFXの窓

一番上に、金曜日の終値があります。そして、金曜日終値よりも円高の位置で、買い注文を出しています。月曜日の始値は、買い注文よりもはるか円高の位置となりました。

あまりに窓が大きいので、買い注文と決済注文の間の距離(赤矢印)よりも、買い注文と月曜日始値の間の距離(青矢印)の方が大きいとします。すると、下の図のようなことが起きます。

トライオートFXの窓

月曜日始値(一番下の青丸)は、買い注文を出していた位置よりもずっと円高です。その位置で買い注文が成立します。予定よりも安値で買えるので素晴らしいです。

そして、指定した距離だけ円安になったら、利食いします。これも、問題ありません。

問題は、決済した後、再度の買い注文がさらに円安の位置にある場合です。というのは、今考察している注文内容は、「買って、円安になったら決済し、再び一定の距離だけ円高になったら買い」だからです。

上の図では、決済してから「円安」に進んだら改めて買うという位置になっています。注文の内容と現実に矛盾が起きています。

この場合、リピート系注文そのものがキャンセルされます。

このような例が発生するのは、よほど大きな窓ができるか、よほど小さな利食いを繰り返すか、という場合に限られると予想できます。よって、大きな窓ができた後や、小さな利食いを繰り返す注文をしている場合は、窓ができた時にチェックしましょう。

注文がキャンセルされていたら、再度同じ内容で発注するか、相場状況に合わせて注文を少し修正して発注するかを決めて実行します。

-窓ができるときの比較

Copyright© 自動売買Labo|FXシステムトレードを徹底検証 , 2021 AllRights Reserved.